米国株式配当貴族(年4回決算型)の紹介

米国株式配当貴族(年4回決算型)はS&P500配当貴族指数への連動を目指す投資信託です。
いわゆるスマートベータと呼ばれるものですね。

投資信託データ 米国株式配当貴族(年4回決算型) - Yahoo!ファイナンス
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現在、ネット証券だとSBI証券楽天証券で販売しています。

結構な勢いで資金が流入しています。
人気があるみたいですね。
実はこの投資信託は償還日(2028年10月23日)が設定されています(泣)。
人気が出たことで無期限になることを期待したいです。

この投資信託の特徴として、年4回分配金が出ます。
今の所、年4回40円なので、利回りは1.4%ぐらいでしょうか。
ちょっと物足りないですが、株価が上昇していますし配当貴族≠高配当なのでまあ仕方ないですね。

信託報酬は0.55%です。
最近の低コスト投資信託と比べると高く感じますが、自分で同じポートフォリオを組むのは現実的ではないですし、少額から買えるなどの利便性を考えたら許容範囲内ではないでしょうか。
ちなみに、米国市場のS&P500配当貴族指数連動ETFであるNOBLの信託報酬も0.35%とちょっと高かったりします。
(NOBLは金融庁への届け出が出ていないETFなので、ネット3社では買えません。)

この投資信託が連動を目指しているS&P500配当貴族指数は、S&P500構成銘柄の中から25年間以上連続増配かつ時価総額30億ドル以上の銘柄に均等ウエイトで投資した場合のパフォーマンスを測定する指数です。
指数の構成銘柄数は最低40銘柄になっています。

構成銘柄数が40に満たない場合は、20年以上連続増配している銘柄を配当利回りの高い順に40銘柄になるまで加えます。
それでも40銘柄に満たない場合は配当利回りの高い順に40銘柄になるまで加えます。
連続増配企業が減っても指数が維持されるのは安心ですね。

現在の構成銘柄数は57銘柄です。(多すぎィ!)
相場が堅調ならまだまだ増えそうですw

ちなみに、英語版WikipediaにS&P500配当貴族のページがあったりします。
構成銘柄の確認に便利です。
S&P 500 Dividend Aristocrats - Wikipedia

もうすぐこの投信から分配金がもらえます(楽しみ)。
今まで分配金が出る投資信託全て高コスト商品でしたので、こういう良心的な分配金が出る投信は増えてほしいですね。

楽天VYMも分配金を出せばいいのに。

ではまた。