たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>の紹介

たわらノーロード 先進国株式<為替ヘッジあり>はMSCIコクサイ・インデックス(為替ヘッジあり)への連動を目指す投資信託です。

投資信託データ たわらノーロード 先進国株式<H有> - Yahoo!ファイナンス
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純資産残高は約65億円となかなかです。
つみたてNISAにも対応してますし、繰上償還の恐れはなさそうです。

信託報酬は0.22%です。
たわらノーロード 先進国株式(為替ヘッジがない方)の信託報酬が0.10989%ととても安いですが、こちらも十分に安いです。
為替ヘッジありの先進国株式に投資したい場合はとても良い商品だと思います。

為替ヘッジありの投資信託の情報をネットで検索すると、為替ヘッジをかけると為替ヘッジコストがかかってリターンが下がると書かれているのをよく目にするのですが、為替ヘッジをかけたからと言ってヘッジコストでどんどん値下がりしてしまうわけではありません。
もしそうなら、現在米国と日本の金利差は約2%もありますから、米国株式に為替ヘッジをかけるとすごい勢いで減って行くことになってしまいます。

為替ヘッジは為替取引で円売りのポジションを取っている状態です。
ヘッジコストは交換する通貨同士の金利差の調整額であると言えます。
金利差を調整したことで同じ価値になった通貨を交換しているだけなので、それだけでは得も損もしていません。
FXがゼロサムと言われるのと同じことですね。

ただし、為替予約取引の分の手数料はかかりますし、ドルの調達コストが上昇して上乗せ金利がかかる場合はあるようです。
この分は確かに為替ヘッジなしよりリターンが下がりますね。

自分はこの投資信託などを利用してリスク資産の約30%に為替ヘッジをかけています。
暴落時には、円高株安のダブルパンチになる事が多いので、一部に為替ヘッジをかけるのは有効ではないかと思っています。

ではまた。